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Posted by あしたさぬき.JP at

2009年10月28日

気になる蜘蛛

秋が深まって来た、ある日の昼下がり。
                
我が家の庭で、彼女を見つけた。
                       
                                  
  どう見ても、右脚が2本たりない。
                       
 生まれつきか、喧嘩負けかは定かでない。
                           
 もちろん、彼女の年齢も不明。
                   
                   
見ていると、巣の補修や捕食行動に難儀している。                                
行動のバランスが不安定なのだ。
                     
今朝偶然に、彼女が巣の補修作業中の姿を、見る事が出来た。                                       
残った右脚2本を巣に掛けて、横糸を張っていたが、
                                  
彼女の作業は、見ている当方がハラハラするほど頼りなく、
とうとう脚を踏み外して、宙ぶらりんとなり、
慌てて巣の中央まで帰りついた。
                         
しかし、彼女は時間を掛けてこの作業をやり遂げた。                                                        
                              

 お昼前に巣の補修は完成していた。
                       
 出来栄えは、少々粗いが、
 「不自由でも、時間を掛ければ出来るわよ。」 
                             
 そんな彼女の「声」が、聞こえた様な気がした。
 又、「ハラハラさせて、ごめんなさいね。」とも。
                             
捕食で難儀する分、他の蜘蛛と比べ、体の大きさが2周り程小さく、
又、近くに居る筈のオス蜘蛛の姿も見えず、心配の種は尽きないが、
                                          
人類同様、たくましく生きる「女性」の姿に、暫くは目が離せない。         


Posted by 坂出在宅福祉研究協会 at 11:57Comments(0)

2009年10月07日

ボランティア大賞

去る9月9日、県男女共同参画課が主催する、
「平成21年度ボランティア大賞」個人の部にて、
我が会の会長、宮本典子(以下会長)が受賞致しました。              
             
 真鍋知事より表彰状の授与
                   
 (会長、緊張しております。)
                  
                  
今年度の個人応募数、13個人からの受賞でした。
「家庭奉仕員」から始まり、40年。
その間、「表彰」の話しを蹴り続け、現場第一主義を押し通した。

「介護実演」や「講演」等に各地域を飛び回ったそうな。
「欲が無い人だから、20年間ついて来られた。」とは、ある会員の話し。                                       
              
 受賞式後、
 記者の取材を受ける会長。
                 
 (記事を読まれた方もおられると思います)               
                                  
実際、私たちの活動はどちらかといえば地味。
介護保険外の活動が主で、公的援助が受けられる時期まで
24時間体制で、見守り、介助等の援助活動をしています。                            
                   
 9月24日 祝賀会
            
 坂出市長と商工会議所会頭と会長
 (9月30日、KBNより一部が放送されました)
                                             
今回、会長が受賞する決意をした理由があります。
受賞する事により、「介護現場」で活動する会員全員が、
自身の活動に対して「誇り」を持って欲しい、と願ったから。
当初は受賞を嫌がっていましたが、
我々や支援者の方々が、寄ってたかって説得しました。
                     
 会員全員からの花束と会長
 (後ろの胡蝶蘭は、お孫さんよりのお祝い)
                           
 この時の会長の言葉に、参加者の目がウルウル。
                               
 「私が長い間、好き勝手な事が出来たのも、
 主人の協力と理解が有ったからです。」
                      
                     
会長が口癖のように、私達に言う言葉が有ります。
活動は「してあげる」のではなく、「させて頂く心」が大事なのだ、と。
個人的にも私はこの言葉が好きで、
全産業(相手がいてる)にも、水平展開が出来る言葉だと思う。
官公庁、製造販売、商業、農業、医療等々。
               
 参加者全員で記念写真
 向かって右側の女性が持つ丸い物。
 会長のご主人からの贈りもので、
 ご主人自ら彫刻した、「丸盆」です。  


Posted by 坂出在宅福祉研究協会 at 01:29Comments(0)